こんにちは! Linenの湯山到です☆
先日、一度しかお会いしたことがない あるお花屋さんにLinenの店内に置かせてもらう作品の依頼をしました。
あ、今日は少し長いので、疲れ目の方は休み休み見ていただけたらと思いますー。
みなさん、お花やお花屋さんのイメージってどんな感じですか?
昨年の11月初旬、まだ西11丁目近辺の物件を探している時でした。
西11丁目のカフェ「アトリエモリヒコさん」で白石区でご夫婦でお店をされている『PEKORO(ペコロ)』さんというお花屋さんがコラボ企画をやっているのを、インスタで知りました。
まず目に留まったのが、
おっされ〜(写真の許可はいただいておりますー)
その名もペコラッテ✨そしてリネン素材テーブルクロス(勝手な親近感)のすっごくセンスの良い写真で、ちょうど内見で近くに行くし寄ってみようと思ったのがきっかけでした。
モリヒコは札幌では有名なお店ですが、場所によって客層もコンセプトも違えばインテリアや内装も違う。そんな空間でどんなものが展示されるのか、すごく気になりました。
お花は基本色味や存在感が強かったりすると思ってたので、古木を使ったゆったりと落ち着いたお店の雰囲気と、喧嘩しないのかな〜っておもってたんです。
が!!!
いや〜めちゃくちゃ馴染んでるし‼️
すご!とおもいながらも、
カフェの落ち着いた大人な空間をくずしてはいけないので、それにあわせてニヤッとだけしました😏
これはその時に衝動買いしたモリヒコさんのコーヒー豆と、PEKOROさんのお花が入った
「ペコロリウム」
ちょっと写真が下手すぎてみづらいですが、なんまら綺麗です。
そして最終日にはこんな感じです←生花満載Ver
いやあ、もう一回行けばよかった・・・。
馴染んでるのも確かだし、店の雰囲気が花によって生かされてるし、花も店に生かされてる感じ(つたわるかな)かつ居心地はいいんです。不思議な空間でした。
そして飾ってある写真のステキさは、素人の僕でもわかるくらいすごいんですよね・・・(それをうまく伝えられなくてモヤモヤしてるところです。)
「センス」ってこういうことをいうのよねーっておもいました。
それから、物件探しよりPEKOROさんが気になってインスタやfacebookを拝見。
そこには、どんな気持ちでお客様やお花と向き合ってるのか。
仕事を通してどうなっていきたいのか。
センスはもちろんなんですけど、こだわりとか、熱意とか
そういったものがすごく伝わって、勝手に「おおっ」て共感してました。
だから、そんな方達にお店に置く作品を作ってほしいな〜と思ってアプローチしたわけです。
たった一度しかお会いしてないんですけどね😄
先日、打ち合わせもかねて腰を据えてお話ししたかったので、初めてお店にお邪魔しました。
PEKOROさんの店内は普通の花屋さんと違って、テーブルと椅子がおいてありカフェとしても営業しています。お客様としっかりお話ができるように作ったそうです。
僕たちの業界もそうですが、はじめてあうお客様とまず話をしないことにはスキもキライもわかりません。
したいイメージだってうまく伝えられないですよね?いきなり悩み言うのとか恥ずかしいし、自分の髪ってどうなってるのか実はわからないし・・・
PEKOROさんも同じで
誰に、どんな思いで、どんな場所に置きたいか、どんな色が好きで、照明や光の入りかたはどんな感じか、器はどんな大きさと色艶、形がしっくりくるか。
要望に限りなく近づけるために時間をかけてでもその人だけの作品を絶対作るぞっていう熱意をその時に感じました。
だから完全オリジナルのステキなオーダーメードができるわけですね。もう素敵です😆
今回の僕の場合はお店のコンセプトをはじめ、お客様の導線や目線、どの場面で見てほしいのか、ほっとさせたいのか、テンションを上げたいのか、空間に馴染ませたいのか、どこにおけばどんな効果があるかなどなど。
とにかく覚えてないくらい色々聞いてくれました。
しっかりとじっくりとヒアリングした上でさらに提案してくれましたので、信頼感⏫、安心感⏫です。てか正直勉強になったー。
最終的にはみんなが一番困る『あとはセンスでおねがいします!!』ってお願したので、帰ってから頭を悩ませてしまったかもしれません笑
店内は白一色。花や器の色が綺麗に見えるように室内の明るさにもこだわってるし、お客様が写真をとってもいいようにと照明の色も考えてるそうです。
イベントを開いて、お客様に
「楽しんでもらえるように、お花がもっと身近に感じてもらえるように」
と作品作りを体験してもらうことや、撮影などもたくさん実施しているお二人。
今回は生花の入荷はしていなくて、店頭には並んでなかったのですが普段は、
こんなに色とりどり。しかも見たことない変わった花や器がたくさん。
お花って色んな種類がありますよね。いつもいくカフェやショップにもあったり、結婚式やお葬式で飾ってあるもの、誕生日とか成人式とか何かのお祝いに登場するときもあります。
お花を飾るイメージって
「何か特別な時に」とか「非日常」っていうイメージがもしかしたら強いかもしれませんね。
「すぐ枯れちゃうから、置く場所がないから、自分お部屋には合わないから」
そんな理由でお花を非日常に位置付ける方も多いですよね。だけど、話を聞いてみておもいました。もっと日常にあってもいいものなんだなーって。
僕は美容師だから、ちょっと髪の毛の話をしますね。
髪の毛って
「なんでダメージするか」「どうやったら綺麗な髪を保てるか」
を知らなくて、何もせずに生活してれば痛んでいく一方なんです。
だって毎日シャンプーはするし、ドライヤーを使って、しばったり、カラーしたり、暖房や冷房で乾燥するし、紫外線なんかもあります。
人間の老化にだって抵抗したほうがいいに決まってます。今年60歳になる僕のお客様は、髪も肌も意識してお手入れされてるのでとってもキレイで素敵です✨
それはお花も同じで、育て方をきちんと知って、守って手入れすれば、やっぱりキレイな状態が長続きするそうです。どんなものも綺麗なものは長く続いたほうがいいに決まってますよね。
置く場所がなかったら置けるような飾り方ができるし、自分の部屋に合わないと思ってるのは勝手にそう思ってるだけだし、僕も詳しくないですが花の種類ってめちゃくちゃありますし、生花じゃなくてもインテリアとしてのハーバリウムや、長持ちするドライフラワーにだってできます。
でもその方法や結果を知らないと、それすら気づけない。
「知らないからやらない」
それってもったいない。
きっと中学校くらいの理科の授業で習ったと思うんですけど、大人になって気づいたことがあります。花って花びらだけじゃなくで雌花や雄花があったり、がくや茎、葉もありますよね?
その色とか形のバランスって単純に美しいなって感じるし、色の組み合わせの発案者って花なんじゃないかってくらいすごい。
例えばこんな感じとか。
花によってみんな違う形で違う色でそれだけでアートなんですよね。・・・僕、大人になってロマンチックになったのかもしれません😎笑
ちょっと変わった捉え方かもしれませんが、今は花を見る時は尊敬の眼差しです笑
熱くなってちょっと脱線しました。
PEKOROのおふたりは、
「もっとお花の楽しさや、キレイさをいろんな人に知ってほしいし、特別じゃなくて日常にあっていいものだって伝えていきたい」
そんなことをおっしゃっていました。
知らないだけで人生損してることってたくさんあると思います。
これはその一つですね⭐︎
結果、会って二回目なのに楽しくなっちゃって3時間も話し込むという・・・しかも営業日じゃないのに。すみません笑
おかげで、僕の中ではお花のイメージもお花屋さんのイメージも覆りました。
こんなお花屋さんはなかなか無いなーって思うし、それを作るふたりの人柄。話してるとみんな好きになる人達なんだろうなって思いました。実際遠くから来てくれるお客様が多いのも納得です。
だからどんな作品が出来上がるのか、本当に楽しみです🎵
これからLinenにきて、それを見てくれるお客様にも、そういう楽しさが伝わればいいな〜って思ってます。興味にある方は、遠くても是非一度お店の方にも行ってみてください👣
Linen 代表 湯山到。
PS.旦那さんの撮った作品を勝手に紹介。
そろそろ怒られるかな💦
やばいくらいカッコいいですよね〜‼️写真集でたら絶対店におきます(笑)
それでは、また👋
PEKOROさん情報(インスタ・FBもみれます)
"金土日のみ営業 (金19:00-23:00、土13:00-23:00、日13:00-19:00)
*変更や詳細はInstagram、Facebookにて木曜告知 《事前ご予約のみ 月〜木》
絶対紹介したいお花を。少数精鋭花屋。
花束、アレンジメント、スタンド、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、お花教室(当店ではお花で遊ぼうと呼び、気楽にお花づくりができます)、ご自宅やお店などへのお花の生け込みなどお花にまつわるものは全般承ります。
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